home > diary menu > 2006年 > 9月12日

純正チューン


次のミドル戦がだんだん近づいてきてます。


先日のギコギコ事件にこりて,ちょっとでも時間があればクルマの下にもぐり込み,痛んでるところがないか,各部のチェックに余念のないおとーさん。2年前にショップで十分なO/Hを受けているとはいえ,さすがに工場で生産されてから10年経ったクルマですから,探せばあちこち痛んでる個所が見つかるモンで,いささかウツ入ってきてます。


デスビのキャップにヒビ入ってたり,ヘッドライトのステーがバキバキに砕けてたり,これまで気にしてなかった個所に次々と劣化が見つかります (;´д⊂)


大体は放っておいてもすぐに走行に差し支えることはなさげなカンジですが,純正部品買ってきて自分で簡単に作業できるところだけ交換しちゃうことにしました。


・・・・・・


巷で大流行のチューン・メニューに「アーシング」というのがありますな。


...え,もうそんなの流行ってないって? いつの話してるんだって?


まあ,いいじゃん (´ー`)ノ
話の都合よ。流行ってることにしといてよ。


みんながよくやってるような,エンジンルーム内にカラフルなアース線をくまなく張り巡らすようなアーシングは,ジムカーナの公式戦では御法度。したがって,これまでおとーさんもアーシングには縁がありませんでした。


しかし...実は今回見つけた劣化パーツの中に「純正のアース線」がありました。


特に,エンジンヘッドと車体をつないでるやつと,バッテリーのマイナスと車体をつないでる大元のアース線が,「切れかけてる」とまでは行かないものの,サビサビのボロボロになっていて,いかにも電気抵抗高くなってそうな模様。





近所のベルノで他の純正部品頼むついでに訊いてみると,この純正アース線,お値段は...











388円!


安い!(笑)
クルマのパーツというと何かウン万円というイメージがありますが,388円っつーと,今時ガソリン3リットルにもならないぐらいのお値段。バッテリーの方のアースは1480円とやや割高感がありますが,まあこの際ですし,買っちゃいましょう,買っちゃいましょう。


...ということで,他の細々した補修用純正部品とともにやってきました純正アース線。


早速,交換,交換。


作業時間はものの3分(当たり前)。





そして...肝心の効果の方ですが。レポートいたしましょう。


さあ,みんな,驚くなよー!
「体感レベル」なんてもんじゃないぞー!


まず。


まず,エンジンの始動性ですが...ドキドキしながらイグニッションをオン!


ぶるるーーん!


じゃじゃーん!
全然変わりません(笑)。
っつーか,最初から始動性には問題なかったし。


じゃ,試しにこのアース線を外して,アースなしでエンジンかけてみたら...


ぶるるーん!


何や!全然問題なくエンジンかかるやん!
たとえ完全にブチ切れてても,エンジンはかかるのね,このアース線。


いやしかし,高回転まで回した時には歴然たる違いが出るはずだー。
意気揚々とガレージを飛び出し,向かうはホームコースの近所のお山だー。
マグマ大使ー!ピロピロピー!(意味不明)


さあどうだ!VTEC領域まで回したときの吹け上がりは全然...全然ちが...


違わへんがな(爆)。


もっかい試しに,アース線を外して,ワインディングをエンジンぶん回して走ってみますが...


やっぱり全然変わらへん (´゚c_,゚` ) ププ


ブイテックが半テックになるとか,カブり気味になるとか,そういうことも全くなし。エンジンは実に元気に回ります。


何じゃ,そもそも何ぼ劣化してても大した支障はないアース線なのね...
388円だもんなぁ... _| ̄|○


ええ,もちろん,バッテリーの方のアース線は,わざわざ確かめるまでもなく,外したらエンジンかかりませんし,クルマがただの鉄の塊になっちゃいますので。
でも,こっちのアース線も新しいのに交換した効果なんて何もなし。


所詮,アーシングなんてこの程度のモンなのか。
純正のアース線を新品に交換しただけだから効果が体感できないのか。


ま,どっちにせよ,プラグを新しいのに換えるとか,オイルを交換する方がよっぽど意味があるし,効果も体感できます,ってことで。
ちゃんちゃん。


いや,そんなことより何とか島回りの練習せんと...


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