home > diary menu > 2004年 > 12月16日

バトルの行方


バトルっつーてもクルマのバトルではありません。

そう,イヌも食わない夫婦のバトル。つまり,またしても嫁さんネタということで恐縮です。


12月の初め,おとーさんにも冬季賞与,つまりボーナスが支給されました。額は大したことなくても,日頃の労働に対する半期に一度のささやかなご褒美,のはずですよね。おとーさんにも多少の分け前があってもバチ当たりませんよね。


しかし我が家ではそうではありません。ボーナスは全て嫁さんのお小遣いとなります。

そして普段の給料も,生活費と,そして嫁さんのお小遣いとなります。

おとーさんの資格の関係で時々もらえる臨時収入も,当然嫁さんのお小遣いとなります。


おとーさんも,まあ毎月お小遣いはもらいますが,完全定額制。そのうち半分近くが不惑インテのローン支払いに消えます。そう,おとーさんは自分でクルマのローン払ってます(;´д⊂)。そして,残りのお小遣いでオイル代やタイヤ代,練習会参加費,ちょっとしたパーツ代などをまかなっておるわけで。


以前は朝食代も自分で払って食っておりましたが,節約のため食わなくなりました。
職場のちょっとした飲み会などもマメに顔を出してましたが,これも自腹のため,最近は行かなくなりました。某所の定例オフ会では,なんと友人におごってもらいました。


そして来春の自動車税,任意保険料も自分で払い,来年秋の車検も自分で払うことになってます。


んなもん,払えねえっっつの!! (;´д⊂)

職場の信用も友人もなくすよ。こんなことしてたら(泣)。

しかもこれじゃ来年の競技活動にも大いに差し支えます。


しかもしかも,我が家では毎日食事の後,皿を洗って片付けるのはおとーさんの役目。子供の弁当箱や鍋やフライパン洗うのもおとーさんの役目。2階の部屋に掃除機かけるのもおとーさんの役目,時々お風呂洗うのもおとーさんの役目。嫁さんの腰と足をもむのもおとーさんの役目.....とまあ他にもいろいろお役目があります。いや,まあ家事をやるのにやぶさかではないですし,なるべく家事を公平に分担するのはいいんですが...

そんならお小遣いも公平にしろよ!! (;´д⊂)


ということで先日,ボーナス支給の夜,バトルが始まりました。


おとーさんには強力な武器があります。

嫁さんが最近,ウン万円のバッグとブーツを購入した事実を握っているのです。

そしてまた普段の家事貢献も地味ながら確実に,ボディブローのように効きます。

対して嫁さんからは「(家計から)カーステとセキュリティを買ったじゃない!」,という攻撃が来ますが,こんなものは予想済み。「それは誕生日のプレゼントぢゃ!」というおとーさんの返し技が炸裂。


さあ,おとーさん有利。桶狭間の信長の如く(笑)怒涛の攻めにかかります。


うろたえた嫁さんは次第に理性を失い,言うことが感情に流れて行きますが...これも予想済み。こちらはあくまでも冷静に,

  • お小遣いを平等にする(つまり嫁さんも定額お小遣い制にする)
  • あるいは,家計に関する全支配権を大政奉還(笑)してもらう

の要求を繰り返します。さあ,おとーさんの闘いは新時代の幕を開けるのか。


...追い詰められた嫁さんはとうとう,メインバンクの通帳とカードをこちらに投げ出しました。


勝った!

維新の志士達の累々たる屍の上に新時代が!(アホか)

給料が振り込まれるメインバンクの通帳とカードさえ握ってしまえば,もうこっちのモンです。


しかし負けた嫁さんもタダでは引きません。
何やら子供達を引き寄せて不穏な動きを呈しています。


...な,なんかヤヴァイぞ。いきなり叛乱か?鳥羽伏見の戦いか? ((((゜Д゜;))))


そして...


「実家へ帰らせてもらいます!」


キタ━━━━(゜Д゜;)━━━━!!!!!

しかし,な,なんつー古典的な(汗)

しかも嫁さんの実家は目と鼻の先やんか。帰るったって,アンタ.....


しかしながら3日後。せっかくおとーさんが勝ち取った通帳とカードは,やっぱり嫁さんの手の中に戻っていたことは言うまでもありません。


「3日天下」


そぼろ降る小雨の中,骸を野に晒しながら,おとーさんはこの言葉を想いました。


でもね,結局,インテのローンだけは家計から払ってもらうことになりました。

これで来年も何とか走れそうだ。良かった良かった。ふぅ。(*´Д`)=З


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